〜太陽光会社だからこそ提供できる「住まい全体を見守る点検」という新しい価値〜
皆さんこんにちは。
全国ハウジングマイスター協会の戸谷です。
今回も、太陽光事業者様に向けて、これからの事業づくりに役立つ情報をお届けします。
太陽光設備だけを点検して終わっていませんか?
定期点検では、
- 「太陽光パネルに異常はありません。」
- 「発電量も問題ありません。」
- 「接続箱も正常です。」
このように報告されている会社様も多いと思います。
もちろん、太陽光設備を安全に維持するためには欠かせない大切な点検です。
しかし、お客様が本当に安心したいのは、太陽光設備だけではありません。
守りたいのは、家族が暮らす「住まい」そのものです。
今回は、太陽光会社だからこそ提供できる**「住宅全体を見る点検」**についてお話しします。
住宅点検マイスター講座を受講する太陽光事業者が増えている理由
私たち全国ハウジングマイスター協会が開催している住宅点検マイスター講座では、近年、太陽光・蓄電池販売会社様の受講が増えています。
理由はとてもシンプルです。
「新規事業としてリフォーム受注につなげたい」
「OB顧客との関係をもっと深めたい」
「点検サービスを会社の強みにしたい」
という経営課題を抱えている企業が増えているからです。
この記事が、そのような太陽光事業者様のヒントになれば幸いです。
お客様は「太陽光のプロ」ではなく、「住まいのプロ」が来たと思っています
太陽光発電システムは決して安い買い物ではありません。
屋根へ上がり、配線工事を行い、住宅へ施工する会社だからこそ、多くのお客様は
「住宅のことも詳しい会社なんだろう」
という印象を持っています。
そのため点検時には、
- 屋根は大丈夫ですか?
- 外壁のヒビが気になるのですが…
- 雨樋が少し曲がっている気がします。
といった相談を受けることが少なくありません。
その時に、
「太陽光しか分かりません。」
と答えてしまうのは、とてももったいないことです。
太陽光設備だけを点検して終わっていませんか?
屋根に上がる機会は、太陽光会社だけの大きな強み
太陽光点検では屋根へ上がる機会があります。
これは他業種にはない大きな強みです。
例えば屋根では、
- 棟板金の浮き
- 漆喰の劣化
- 雨樋の詰まり
- アンテナのぐらつき
- 雪止め金具の状態
などを確認できます。
さらに地上からでも、
- 外壁
- 基礎
- シーリング
- ベランダ
- 水切り
などを短時間でチェックできます。
仮に異常が見つからなくても、
「住宅全体も確認しましたが、特に問題はありませんでした。」
この一言がお客様に大きな安心を届けます。
住宅点検は「異常を探す仕事」ではなく「安心を届ける仕事」
住宅点検というと、
「不具合を見つける仕事」
と思われがちですが、本質は違います。
健康診断でも、
「異常ありません。」
と言われるから安心できます。
住宅も同じです。
異常がないことを確認し、お客様へ伝えること自体に大きな価値があります。
住宅点検とは、住まいの健康診断なのです。
「相談できる会社」になることが最大の価値
住宅オーナーへの調査では、
「住まいのことで、誰へ相談すればいいか分からない」
という声が少なくありません。
例えば、
- 外壁塗装
- 雨漏り
- 網戸
- 水漏れ
- 給湯器
- エアコン
など、困りごとは日常的に発生します。
その時、
「いつも点検に来てくれる○○さんへ聞いてみよう。」
そう思っていただける会社になれば、お客様との関係は大きく変わります。
点検は営業ではなく、信頼を積み重ねる時間
売り込まないからこそ相談される
住宅点検を始めると、
「営業だと思われませんか?」
という質問をいただくことがあります。
しかし、本来の目的は売り込むことではありません。
大切なのは、
- 最近気になるところはありませんか?
- お困りごとはありませんか?
と、お客様の声に耳を傾けることです。
売り込まない会社ほど、お客様は安心して相談してくださいます。
その積み重ねが、
- 外壁リフォーム
- 水回り工事
- ご実家のご相談
- ご紹介案件
など、新たな仕事へ自然につながっていきます。
定期訪問がリフォームや紹介につながる
住宅会社は家を建てます。
リフォーム会社は修繕を行います。
一方で、太陽光会社には定期的にお客様宅へ訪問する機会があります。
これは非常に大きな強みです。
その訪問を、
「設備点検」
だけで終えるのか。
それとも、
「住まい全体を見守る安心点検」
へ進化させるのか。
この違いが、5年後、10年後の会社の価値を大きく左右します。
太陽光会社が「住まいのパートナー」になるために
住宅点検には正しい知識と技術が欠かせません
もちろん、住宅全体を見るには正しい知識が必要です。
誤った判断は、お客様へ不要な不安を与えてしまうこともあります。
そのため、点検項目を標準化し、正しい手順を学ぶことが重要です。
住宅点検マイスター講座で学べること
全国ハウジングマイスター協会の住宅点検マイスター講座では、
- 外まわり・室内・設備の点検方法
- 劣化の見極め方
- お客様への伝え方
- 点検品質を統一するための考え方
- (希望者向け)建具調整・クロス補修などの実践技術
まで、現場で活用できる内容を実技を交えながら学んでいただけます。
最近では工務店やリフォーム会社だけでなく、太陽光・蓄電池販売会社様の受講も増えています。
まとめ「設備を点検する会社」から「住まいを見守るパートナー」へ
太陽光設備を点検することはもちろん大切です。
しかし、お客様が本当に求めているのは、
「住まい全体を安心して任せられる会社」
ではないでしょうか。
太陽光会社だからこそ持っている定期訪問という強みを活かし、住宅点検という新たな価値を加えることで、お客様との信頼関係はさらに深まります。
「設備を販売する会社」から、「住まいを見守るパートナー」へ。
その第一歩として、住宅点検の知識と技術を身につけてみませんか。
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